エレクトリックバイオリンYEV104とサイレントバイオリンYSV104の比較

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現在YAMAHAはエレクトリックバイオリンとサイレントバイオリンの、2種類の電子バイオリンを発売しています。

今日はそれぞれの代表的なモデルであるYEV104(エレクトリック)とYSV104(サイレント)の違いを比較してみたいと思います。

本体の仕様を比較

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 重さ

アコースティックバイオリンの重さがだいたい450~500g程度に対して、YEV104(エレクトリック)が約550g、YSV104(サイレント)が約490g。
YSV104(サイレント)はアコースティックバイオリンと同じくらいの重さですね。

重いと肩や首が疲れやすいです。僕はYEV104(エレクトリック)を仕様していますが、やはり少し重さを感じます。
ただ肩当ての調節や慣れによって最近はあまり気にならなくなりました。

音質

ピックアップは同じ駒内臓式のピエゾピックアップですが、それぞれ異なるアプローチで音作りをしています。

YEV104(エレクトリック):胴部の5層構造

メイプルを中心にしたマカボニー、スプルースの胴部の5層構造で、立ち上がりがよくナチュラルな音質を実現

YSV104(サイレント):SRT POWERED システム

SRT POWERED システムにより自然なレスポンスと胴鳴り感を再現し、アコースティックサウンドを実現。

※「SRT(Studio Response Technology :スタジオ・レスポンス・テクノロジー) POWEREDシステム」:録音したアコースティック楽器の音の分析結果をもとに、自然な音色と響きを付加する音響処理技術

 また、付属のコントロールボックスによって、2種類(ROOM/HALL)のリバーブが選択できます。

造形

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それぞれ違った外観ですが、アコースティック楽器を基にした造形をしているという意味では同じで、違和感なく持ち替えが可能です。市販の肩当ても装着できます。

接続端子

YEV104(エレクトリック)

標準フォンジャックによるパッシブアウト。
直接アンプなどの外部機器に接続できます。

YSV104(サイレント)

ミニフォンジャックによる入出力。
コントールボックスから本体へ給電し、本体から音の信号をコントロールボックスへ送ります。

コントロールボックスでできること

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AUX INで接続したプレーヤーで音源を再生し、楽器の音とミックスして、コントロールボックスにつなげたイヤホンなどで聴くことができます。

選び方

YEV104(エレクトリック)

標準フォンジャックで出力し、直接アンプやエフェクターなどに接続できることから、バンドなどでのステージユースに向いています。

YSV104(サイレント) 

コントロールボックスで音源と楽器の音をミックスでき、その音をイヤホンで聴けることから、あまり大きな音を出せない環境での練習に向いています。

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以前所有していた、生産終了になったサイレントバイオリンSV150と現在所有中のYEV104の比較をして、YEV104をお勧めしています。