バイオリンというのはギターのようにフレットが無いため、音程をとるのがとても難しい楽器です。
僕はまだまだ音感が悪いのですが、バンドでバイオリンを弾くにあたって音程が悪いというのは問題です。
正しい音程がとれるようになるまで何年もかかると言われていて、頑張って練習したってすぐに良くなるものではありません。
そこで、エフェクターみたいな機械でどうにかならないかな?と考えました。そう、完全にズルです!
ボーカルエフェクターっていう音程調整できるやつがあるらしい
調べてみると、マイクにつなげて使うボーカルエフェクターっていうのも色々あって、音程調整できる機種もいくつか見つかりました。
なんと実際にボーカルエフェクターをエレキバイオリンに使っているというネットの書き込みも見つけ、”これはいける!”と大興奮でしたね。
その書き込みをした方はBOSS VE-20という機種を使っているそうです。
これがなかなかゴツいし、約25,000円と値段も張るのでもうちょっとコンパクトで安いのをさがしてみました。
すると同じくBOSSの、VE-1という機種を見つけました。
VE-1は音程を整える機能の他にも、リバーブとか、音の強弱を整えたりとか、便利な機能がたくさん搭載されています。
バイオリンが下手っぴな僕にはぴったりな機能が満載なので”なんだこれ最高じゃん!”と思って即購入しました。
エレキバイオリンとVE-1を接続
所有しているエレキバイオリンYEV104はギターと同じフォンジャック、VE-1は本来マイクを接続するエフェクターなのでXLR端子です。
手持ちの変換アダプターを使って接続してみても音が出なかったため、XLRケーブルで出力できるPARA ACOUSTIC D.I.を挟みました。
VE-1はファンタム電源を供給できるようになっているので、電源アダプターが使えないPARA ACOUSTIC D.I.との相性もバツグンです。
音は出たけど音色は最悪
工夫して音は出るようになったのですが、音色はとても使えるようなものではありませんでした。
バイオリンとはかけ離れた音になってしまいましたし、かってにトレモロみたいに音が途切れます。トレモロ機能なんて付いてないのにですよ?!
そういう訳で、今回の計画は失敗に終わりました。
やはりズルはせずに地道に練習を続けろということでしょうか。