僕が使っているエレキバイオリンYEV104はパッシブ型のピックアップを搭載しています。
パッシブ型のピックアップの電気信号はインピーダンスが高く、シールドケーブルが長ければ長いほどノイズが乗りやすくなります。
そのため立ってバイオリンを弾く場合なんかはどうしてもシールドケーブルが長くなってしまうので、インピーダンスを下げてなくてはいけません。
これまではMicroampを使っていましたが、今回TU-3Wを使ってみたところとても良かったので入れ替えることにしました。
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MXR Microampをやめた理由
今まではMicroampを使っていました。Microampはプリアンプとかクリーンブースターと呼ばれるもので、音量をアップするとともにインピーダンスを下げる効果があります。
音質も良く、シンプルな操作性で気に入っていました。
エレアコやエレキバイオリンにも!プリアンプ MXR Microamp
しかし、エレキバイオリンとアンプの間にMicroampだけを挟んでいたため、足元でミュートしたりチューニングしたりできなかったのです。
エレキギターの人なんかは足元に、静かにチューニングできるよう機材をそろえていますよね。
僕はそんなの無かったうえに、アンプでミュートするのも面倒で、MCが喋っているところをおかまいなしにチューニングしていました。
さぞうるさかった事でしょう。
BOSS TU-3Wひとつで全部解決できた!
BOSS TU-3Wを買ったら「ミュート」「チューニング」「インピーダンスを下げる」が全部解決できました。
バイオリンとアンプの間にTU-3Wを接続しておくだけで、踏めばミュート、チューニングができます。
プレミアムバッファで音もいい
現在トゥルーバイパスっていう、インピーダンスを下げるための”バッファ”っていう部分を通らないものが流行っていて、バッファを通るチューナー自体が少ないんです。
TU-3Wはバッファかトゥルーバイパスを切り替えできるようになっています。
バッファを通る以上、そのバッファの性質が音に出ます。
BOSSのバッファって、特に昔のものは評判が悪いので嫌いな人も多いと思うんですが、技クラフトシリーズのバッファはかなり音質が改善されています。
というかネットで評判を調べてみるとかなり音質がいいという意見ばかり!絶賛です。
僕も安心して購入できました。もちろん使ってみたところ評判通りの音質でした。
Microampのように音量アップはできませんが、アンプの調整だけで十分な音量を確保できています。
というかMicroampはGAINを上げすぎると歪んでしまうので、余計な調節がなくなってよりシンプルになりました。
というわけでTU-3W、YEV104のステージユース時おすすめです。